セアカゴケグモを見つけたら

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セアカゴケグモを見つけたら

セアカゴケグモはご存知ですか？

福岡で、セアカゴケグモに女性が噛まれるという事故が発生しました。
セアカゴケグモの毒性はさほど強いものではありませんが、高齢者や
幼児の場合は、重症化することもあるようです。

今回、噛まれたのは８６歳の女性で、息苦しさを訴えたため、病院に
搬送されました。なんとそこの血清が期限切れだったようです。

しかし医師の判断で、まだ有効であるとして投与したようです。
これが効いて、大丈夫だったようです。良かったです。


では、セアカゴケグモを見つけたら？


基本手的に、なにもせず、触らないことに注意しましょう。

そして、自治体で対応している場合が多いと思いますので、市町村の役場
に連絡し、対応してもらいましょう。

自分で、セアカゴケグモを見つけたら、駆除するというのは、間違いです。


そもそも、セアカゴケグモは、特定外来種という、オセアニアからの輸入材木
などについて、日本に来たといわれています。

そこで、爆発的に繁殖してしまったらしいですね。

もともとは、毒を持っているものの、おとなしい性格と言われていて、クモから
攻撃を仕掛けることはほとんど無いようです。

ちなみに、あの独特の赤い模様があり、毒をもっているのはメスです。
セアカゴケグモのオスは、小さくて、交尾の後は、メスに食べられる（げっ！）らしいので
そもそもあまりオスは見かけないようです。


でもでも、毒性が低いと言って触ったりしないようにしましょう。

噛まれた場合、毒性ももともとは強くありませんが、先ほどの例にように高齢者
や、幼児の場合は、注意が必要です。

セアカゴケグモにかまれた症状は、痛みです。噛み口は１つか２つ。噛まれた直後は、痛くなく、序々に痛みが広がっていくようです。全身に広がることは、あまりありません。

注意しないといけないのは幼児の場合で、噛まれた直後は痛みがないのですが、そこから急に泣き叫ぶほど痛みを訴えるといいます。高齢者の場合も症状に注意が必要で、福岡の女性のように、息苦しさを訴える場合もあります。

そうなれば、迷わず、病院に行き治療を受けましょう。

小さなお子さんがいる、お母さんは、心配ですよね？

普段から、「セアカゴケグモを見つけたら、教えてね」とお話してあげれば、

不必要に触ったりしないと思いますよ。


関東より南では広く分布していますので、ご近所でも発見されていないかどうか
聞いてもらってもいいかもしれません。

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